琴音 2019-03-17 15:55:11 |
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琴音)ゼェゼェ、追ってこないね。
星疾)ああ、変な感じにもならねぇし、引っ張られる感覚もねぇ。てか、提灯もなしにこんな奥に来てよかったのか?
琴音)それなら安心して。尻尾に火をつければ道しるべになるから。
星疾)その手があったか。なぁ、琴音。
琴音)ん?
星疾)俺さっき、明日外に連れ出すって言っただろう。
琴音)うん、お外の遊び教えてくれるって。
星疾)本当は、明日言うつもりだったけど、もう我慢できねぇ。
星疾は、琴音とまっすぐ向き合い、抱きしめた。琴音はびっくりしたが、思わず抱きしめ返した。
星疾)琴音、好きだ。友人じゃなくて。異性として。俺と付き合ってくれ!
琴音はびっくりしたが、クスッと笑うと、
琴音)私も同じ気持ち。星疾、大好きだよ!
琴音と星疾は晴れて、恋人同士になった。
琴音)早く戻ろう。
星疾)ああ。
二人は手をつないで、元の場所に戻っていった。
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