名無しさん 2019-03-16 23:21:22 |
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>涙ちゃん
(眉を下げて何やら考え込んだあと不満げな様子で言葉を紡ぐ姿を見て、自分の言葉が相手を傷付けたのかもしれないということに気付き、瞼を軽く伏せる。ただ何気なく自分が見てきた女性へのイメージだったが、失礼だったのかもしれないと考えて謝罪の言葉を口にしようと相手に顔を向け)
「スケッチブックか。人それぞれだよね。なんか嫌な気持ちにさせたかな。ごめんね。でも、手帳あると忘れないからさ。予定も…大切な思い出も」
(手帳には予定だけでなく、思い出が書き込まれていることもある。どんなに忘れない、忘れたくないと固く誓っていても、人の記憶はいつかは色褪せてしまうものだ。だからこそ、写真や文字にして目に見える形にしたいという気持ちがある。手帳を持っていない相手に手帳を贈るのもどうだろうか、と悩ましげに顎に手を当てる。年下の女の子にはどんなものがいいのだろうか。自分の妹より相手は年上のため、困ったなとうーんと唸っていると、自分に対して”いい大人”だと話す相手に瞬きをして苦笑を零す。自分は”いい大人”だと思われるような人間になっているのだろうか。擽ったいような、しかし、いい人止まりになりやすい自分の欠点には複雑な気持ちにもなり曖昧な笑みをしたが、それ以上は口にしないことにして頬をほんのり赤く染めて)
「”いい大人”…どうだろう。確かに悪事には走ったことはないんだけど。……なんだか褒め合いっこしてるな、涙ちゃんとは。褒められるとやっぱり照れくさいね」
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