名無しさん 2019-03-16 23:21:22 |
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咲月君〉
(運動神経の無さからなのか、或いは運動不足なのか。何方にしてもこの脚の疲れようは異様である。脚をパタパタと動かしながら海翔の車のシートにちょこんと座り、背凭れに凭れ掛かれば目線を咲月に向け。彼の目線は温かくて優しいもので、それは車に乗っても変わらないなぁなんて呑気に考えながらジーッと彼の様子を伺えば彼の言葉にコクリと頷いて。自分もシェアハウスの人の予定を全て把握している訳でもないし、皆は自分のように暇ではないのだからきちんと予定を合わせておかないとと思い直し。)
「…うん、そうしよう。…咲月君はちゃんと手帳を使いこなしてて偉い、ね」
(自分も昔はお洒落な手帳を本屋で見つけては親に買ってくれと強請ったものだ。結局買って貰っても使わないことを知っていた親は自分に手帳を与えることはなく。今思えばそれが最善だったのかと思う。上着のポケットを探り手帳を探す相手はどうやら手帳をショルダーバックの中に入れてしまったらしく。苦笑混じりに呟かれたその言葉に耳を傾けながら二人とのお菓子作りを楽しみにしてしまう自分がやはり居て。少し子供っぽ過ぎるだろうか、と思いながらそっと息を吐けば自分の言葉に腕を組み、少し考えて首を傾げている相手が目に映り。肩を竦ませてあはは、と笑った相手の告げた言葉に何度か瞬きを繰り返して。咲月君の笑顔は優しいものだと思うけれど__確かに、その笑顔の真意はあまり読み取れないような気がして。)
「…そうなの、?…なんか、意外。…なら、僕も安心してワガママ言えるね。
…笑顔が怖い、か…咲月君の笑顔は、癒されるけどね」
海翔君〉
(自分を宥めるような相手の態度に咲月と話していた時とは一変して少々頬を膨らませる。そうやって窘められるのは好きではない。けれど相手の笑顔を見て仕舞えばそれを口に出す気にもならずぷいっと窓の外に目線を向ければ海翔と咲月の話の中に自分の話題が入っていることに気が付き。確かに自分は辛いものは得意ではなく、甘いもの信者である自分。窓の外は暗くなっていて、綺麗な夜桜が此方を見つめている。それをキラキラとした目で見つめていれば独り言なのか海翔に話し掛けたのか、それすらも分からないまま言葉を紡いで。)
「…綺麗、だね…桜も、月も」
叶恋ちゃんの背後様〉
( / 有難うございます。今後も頼ってしまうこと、あると思いますし主として不甲斐ないこともあると思いますが新しい年号になり、心機一転して今後も仲良く楽しく、続けていきましょうね。此方も皆様の娘様、息子様達とも背後様同士でもいい関係を続けていきたいと思っていますので、何卒宜しくお願い致します。)
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