名無しさん 2019-03-16 23:21:22 |
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咲月君〉
(他人に教えるのは決して得意ではないし、逆に相手にとって迷惑な場面も多くなるかもしれない。けれどやれることはやらなければ。これから就職活動やバイト等色々なことで此方が迷惑を掛けることは簡単に想定できるし、何より自分は無力でしかないのだから今のうちに出来ることはしておかなければ。そう考えつつ気合い充分だと言った様子で腕まくりをしている相手の姿を見て少しだけほのぼのしつつ、その言葉に答えて。)
「…邪魔だなんて、そんな。そんなこと思わないよ。…頑張って、僕も教えるの頑張る」
(何だか友達感覚で話してしまいそうになるけれど、相手は目上の人間だ。歳も上だし、自分より頼れる大人なのだから敬意を払わないといけない。そう考えながらも相手に甘えてしまいそうになるのはいけないことだろうか。相手の視線はいつも優しいものばかりで本当に落ち着く。こうして自分に親身になって話してくれる相手のことをやはり「良いお兄さん」だと思いながら相手の後ろにぴったりとくっついてお店を出て。この楽しい時間がもう少しで終わってしまうのかと思うと寂しい気持ちしか湧かないのだが、僕らはその辺のカップルとは違う。同じ家に住む家族のようなものなのだからいつでも顔を合わせることはできる。それを嬉しく感じ頬を緩めそうになるのだが、案外気味の悪い笑顔になってしまいそうだと考えて控えめに頬を緩めれば、人差し指を立てて少しおどけながら此方に返答をする相手にクスッと笑みを向け。少し言い方が子供っぽいかな、と思いつつも言葉を述べ。)
「…甘い物は正義だから。
…うん、僕も言う。"偏食ダメだよ、めっ"ってする」
( / 有難うございます…感謝の極みです。)
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