名無しさん 2019-03-16 23:21:22 |
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>涙ちゃん
(褒める言葉は世辞に聞こえるのだろうか。優しいから褒めるというわけではないのだが。いや、堂々巡りだろうと気付くと自分の胸にしまっておこうと決め)
「褒めすぎ、かな。でも自分も"かっこいい"って褒められたら素直に頷ける自信はないから、涙ちゃんの気持ちもわかるよ」
(人に"可愛い"と言っておきながら矛盾している自分の気持ちは、相手と重なるものだと思う。前向きな言葉を並べるように心がけているつもりだが時折後ろ向きな気持ちを覗かせることはあり、苦笑を浮かべる。自信がないところやかっこ悪い自分を見せたくないところがあるからだ。長男だからだろうか、と自分の履いた靴を見つめながら静かに述べると、相手から服装への褒め言葉が聞こえる。「ありがとう。このジャケット、気に入ってるんだ」とネイビーのテーラードジャケットの襟を少し引っ張る。シンプルで大人っぽいコーディネートが好きなのもあり、褒められると嬉しくなるものでふふっと穏やかに微笑む。自分の問いへの答えはたまに客が話していることと同じく、ヒールのある靴が履けないということで。玄関の扉を開けると、ふわっと風に乗って桜が落ちていく光景に目が行く。そのあと、相手に優しい声音で"そっか、そうだよね"と共感するように頷きながら、女性としては憧れる気持ちもあるのだろうと感じたかヒールを見たあと相手に視線を向けて玄関を出て)
「ヒールって可愛いけど、足に負担かかるしね。お客さんもよく話してるよ。合う合わないもあるかもしれない。でも、涙ちゃんに似合うぴったりの靴もあるはずだから。たまには履いてみてもいいかもしれないね。もちろん、今履いてるローファーもよく似合うけど」
(/書き直ししました、先程のは削除依頼しますね)
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