名無しさん 2019-03-16 23:21:22 |
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( / 私情の方片付きましたので、返信させて頂きます。
皆さんにはご迷惑をお掛けして、申し訳ないです。)
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咲月君〉
(彼の言葉にコクリと頷く。ゴーヤチャンプルを作る機会なんてあまりない。ゴーヤ自体が嫌いな人も多いし、そもそもゴーヤをあまり買わないからだろうか。新しい料理に手を出すのはかなり気がひけることだが、挑戦しないことには何も進まない。チャレンジ精神がそんなにある訳ではないが、料理には少しだけ積極的になれる。料理をすること自体が好きだからだろうか。頭の中でそんなことを考えていれば、彼に笑顔を褒めて貰い。彼には一生笑顔で敵わないんだろうな、なんて思えば言葉を紡いで。)
「…上手く作れるかは分からないけどね。…笑顔は咲月君には敵わないよ」
(此処が自分のかけがえのない居場所になるのはまだまだ先なのだろう。上手くは説明出来ないけれど、こうして皆と接しているのが何より楽しくて。今日は色々な人と言葉を交わしたけれど、彼と話すのだって、皆を明るい雰囲気にすることが出来る叶恋と話すのだって、生真面目で確り者の海翔と話すのだって、姉御肌な長さも話すのだって、全てが楽しいものに思えたのも事実であり。他の人間とも話が沢山出来ればいいなぁ、なんて考えてしまうのは此処に居る人達が優しい故なのだろうか。答えなんて分からないけれど、答えなんて要らないような気がして。彼の言葉に耳を傾ければ、目を丸くする。気恥ずかしくて顔を背けながら言葉を紡ぐ。)
「…そっか。…咲月君も僕の大事な"おにーさん"だよ」
(自分でも何を言っているのか分からなくなって口を噤めば優しい温かみのある声が無駄に心に染みて。彼の包容力には驚かされる、再び此方の頭を撫でた手の温もりだって。チラリと彼に目線を向ければ彼はゆっくりとソファーから立ち上がり。彼はケーキの皿やマグカップを片付けに行き、戻ってきた後に言葉を紡いで。以外にも行動力があるんだなぁ、と思って仕舞えば彼の言葉にコクリと頷き。自分もいい機会だ、出掛けようかななんて考えるのだが。優柔不断な自分、どうするか迷ってしまい。んん、と唸りつつ頭の中で考えて何処か難しい顔をして。)
璃音君〉
(出掛けるかどうか迷っていれば、「ただいまぁー」とへらりとした声が聞こえてきて。チラリと目線を向ければ其処に居たのは璃音であり、こんなに早く帰るのは珍しいのではないかと考えて。彼とはあまり話す機会がなく、まだ関係もぎこちないような気がしており。けれど自分から話し掛ける勇気はなく、少しだけ眉を下げて困ったような顔をしていれば無意識に相手の言葉に応えるような言葉が出てきて。)
「…お帰り、なさい」
(テーブルに袋を置いた彼は手洗いをして一息ついており。そんな姿を見ていれば彼は紅茶、なのだろうか…飲み物を飲んで美味しいと呟いており。何を飲んでいるか気になった者のやはりまだ聞く勇気はなく、スッと視線を逸らしたりチラリと目線を向けたりして。けれど何か言葉を発する訳でもなくボーッとしていれば気付けば夕方、外に出るなら今のタイミングでないとなぁなんて考えて。折角咲月が結ってくれたお団子、邪魔にならないのだから外に出てみるのもまた一興だと頭の中で色々なことを考えており。)
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