ナレーター 2018-12-27 18:57:38 |
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> ALL
( 街の一角、人通りの多い通りにある街頭に寄りかかり目をぱちくりさせる。普段ならば目まぐるしく人が行き交う通りも今はそこに立ち尽くす怪盗のみ。それもその筈、現在の時刻は真夜中である。腰にぶら下げている懐中時計へと目を向ければ重い溜息をつき、タキシードのポケットへと手を突っ込み。何故こんな真夜中に立ち尽くしているかと言えば、それは1日の始まりの早朝へと遡る。詳細不明の拠点のポストへと投函されていた一通の封筒。" 貴方に依頼があります。〇△通りの〇△銀行の前で待っています。 " の内容のみ。何をキッカケにこの拠点を知ったのか、何時に集合なのか。謎は深まるばかりの内容に、もしかして今向かえば居るかもと期待を膨らませ。常時同じ服装の怪盗は、駆け足ですぐそこにある通りへと向かい今に至る。さて何時間待っただろうか。意識が遠のく中で必死に笑顔を保ち、いつもの裏道で拠点へ帰ろうと足を動かし。 )
> シャノンお嬢様
( 詳細不明の拠点の窓に座り猫のように大きな欠伸を零す。まだ空に浮かぶ月を見ながら、片手に持っている盗んだ財宝を手の上でコロコロと遊び。そうするのにも飽きたのか、再び大きな欠伸を零すと床へと軽やかな足取りで降りて。そうしたものの、何をするかにも迷い拠点の中をうろうろと徘徊する。暫く経つと、何か悪巧みを思いついた子供のようにパァっと顔が明るくなり。1人で楽しげにへへっと笑いを零せば、タタっと拠点を出発してある場所へ。街に並ぶ建物の間をすり抜けたり、屋根の上を楽しそうに渡り歩いたりしていると何やら珍しく人を見つけ、目を凝らして。よくよく見れば、その人物は正に探していた人物。屋根から人の家のベランダ、地面へと降りたてばその人物の後ろから驚かせるように声を掛けて。 )
まーさかお目当てのお嬢様から外に出てきてくれるなァんてねェ?どうやら盗まれる事をご所望のようで。こんな時間じゃァ、遠くに行くのはまだ肌寒いし __ 俺の拠点に来るかィ?
( / 承諾ありがとうございます …!早速絡み文を書かせていただきました、これからどうぞよろしくお願いします。 )
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