…長義、すまない。迷惑をかけた。 (あれから約1時間後に薄らと目を開けていつの間にか寝ていたのかとぼんやりしながら思うと、首筋にある氷嚢は自身の熱で溶けており。寝たことで先程よりも具合は大分良くなった気がして、ゆっくりと上体を起こしてずっと自身の世話をしてくれた彼の方に視線遣り、体調が悪くなったせいで余計な負担をかけてしまったことに申し訳なさそうに眉下げて謝り)