(自身の傍で素直に横になった彼の額にかかった前髪を避けてやると少しばかり伝わる熱がいつもより高い気がして。もしかしてこの暑さの中で熱中症というものになりかけているのではと思えば立ち上がり厨に向かうと冷蔵庫から冷えた水と少しでも身体を冷やした方がいいだろうかと思えば氷嚢を手に居間に戻るとコップに水を注いでやり“国広、横になったばかりで申し訳ないけど寝る前に水を飲もう。”と彼の背に手を入れ支えてやり)