この程度大したことはない。 (指に血が滲む様と鈍い痛みに眉を寄せた所で、いつの間にか傍にいた彼に水で傷口を洗って貰うも出陣で負傷した時に比べればどうと言う事もなく礼を告げる前に強がる様な言葉を吐き。洗って貰った指を適当に拭くもまだ少し血は滲んでいるが自身の事となると特に気にする様子もなく昼餉の準備を再開しようとして)