東藤 慧 2018-11-11 18:31:31 |
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(実は今日は恋人との二周年記念日で、とっくに愛の矛先が自分に向いていないことを知りながらも、僅かな期待を抱いて家で待っていたが案の定相手が帰ってこない。自分の思考に馬鹿馬鹿しくなり、そこそこ遅い時間ではあったがそのまま家を出た。気が付けば賑わいに誘われるように普段は滅多に行かない裏路地に入っていたが、この界隈のお店ルールとかがわからず行き場もなく。独特の雰囲気酔いと、期待していた故の気疲れと、若干の寂しさから周りの喧騒も気にせずに壁にもたれ掛かるようにしゃがみ込んでいたところで、見た目が怖いお兄さんに声を掛けられた。)
いえ………、(やっぱりあまり非がなかったと思いつつも、店近くでしゃがみ込んでいたのは良くなかったかと少し反省の念を抱く。仕方ない、今日はもう帰ろう、とよそ見をしていたところで引き寄せられ、驚きすぎて声も出せないまま相手の胸に飛び込む形で腕の中に収まった。身体を強張らせていたが、耳元で響く低音ボイスに擽ったさを感じ、小さく身動ぎながら何故見知らぬお兄さんにこんな状態で帰りを心配されているのか、なんて頭の隅に疑問が浮かぶも、気が動転しているので頷く回数は増えてしまいながら「───っわ、かった。わかったから、もう離れてぇ…」と、自分でも思った以上に弱々しい声になりながら押し退けるように動いて。)
(/ロルありがとう。そのままで全く問題ないよ。
一応、上記の背景があってお店まで来てたってことで。
改めてよろしくねぇ。レス蹴ってくれて大丈夫!)
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