悪魔 2018-11-04 19:58:34 |
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────俺の心を満たす事なんて出来ないさ。悪魔は欲望と絶望、人間の憎悪の化身であり神の影に生きるものだから。…でも、まぁ、別にいいよ、毎日とは言えないけど、貴方と居ると飽きなさそうだしね。
(彼の言葉はやはり優しい、驚きながらも相手を突き放さないように笑顔を向けてくれる。何度目かの同じような返事を聞けば自傷気味に眉を下げそれでも、自分も笑顔向けた。自分の身はにのつぎで相手の心に寄り添い言葉を紡ぐ彼は、心内に潜む欲でさへ相手の為にと押し潰すのだろうか、今までの人間とは全く違う色をしている彼は、なぜこうも自分をガラス細工のように優しく触れてくるのか、そんな事を考えながら又もや胸を締め付ける痛みに囚われた。そんな痛みに背くように、撫でられた優しい手に目を細めた、癖なのだろうかまるで犬か弟のように懐かしみを帯びた瞳で髪を撫でるその様子に少し興味というか、疑問というのかそんなあやふやな感情を抱きながらも頭を撫でられるその手に抗うこと無く身を委ねていた。「…別にこんなんでいいならあげるけど。───別に大きなおねがいじゃなくていいから、小さい事でもなんでもいい、俺を頼ってよ。貴方から貰ってばっかりは嫌だからさ。」この羽根が魅力的などと言われたのは初めてだ、鴉のような黒いこの羽根は悪魔の象徴として忌み嫌われているのに、この神父は褒めるばかりか其れを拾い集めていたと、そんな事実に若干驚きもあったが嬉しいとそう、単純にそう思ってしまう。そんな彼の手に無造作に置いたままの薔薇をそっと手に握らせ、そろそろ夜も明けてしまう、そうなる前に眠りにつこうと又もや撫でられた手を引いて、ベットに身を委ねた。相手を抱きしめるように腕を絡め、この薄い布団では身体が冷えるだろう相手と自分両方の身を包み込むように翼を広げ、再び指を鳴らせば部屋の明かりは音を立てずに夜の闇へと消えていく。僅かに差し込む月の光だけは彼の顔の輪郭と瞳だけを際立たせているしんと沈まった部屋には相手の心臓の鼓動だけが一定のリズムで伝わってくる、そんな彼に呟くように──おやすみ。と夢へと旅立つ言葉を掛ければゆっくりと瞼を下ろした。腕や身体の所々から感じる程よい体温に少しづつ微睡んでいく意識の中、腕の中にある相手の存在を確かめつつ意識の奥深く、温かな闇へと落ちていった。)
(/悪魔の血については神父様背後様の思われたとおりで大丈夫ですよ!こちらとしてもいきなり血とかをぶっ込んでしまい申し訳ございません!!
今後の展開については、ご意見の方承りました!!どうぞ、お好きなように進めてもらって構いません!リードの方をお任せてしまう形になりますが、大丈夫でしょうか?一生懸命、無い語尾力ですがついて行かせて頂きたいと思っております!とても、素敵なシナリオだと思いますので、ぜひ神父様背後様のご意見の方を使わせて頂きたいと、思います。展開を加えていただければそれに合わせた返信を致しますので!、色々とご無理を言ってしまいましたが大丈夫でしょうか?(汗))
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