悪魔の囁き

悪魔の囁き

悪魔  2018-11-04 19:58:34 
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…嗚呼、神父様。

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  • No.37 by リュカ・ヤニス  2018-12-11 07:27:30 


(どう男の怒りを鎮めようか考えていると、何かが弾ける音と共に目の前の男の動きが止まった。男だけではない、蝋燭の灯火も空間そのものの動きが静止していた。何が起きたか把握出来ないうちに、男の背後から現れた彼に誰の仕業なのか何となく察する。流石に予想しない奇怪な状況に唖然としていたが、手を取られて口付けられればようやく頭が回転しはじめ「えっと……こんばんは。」と彼の表情が歪んだ理由は分らず訝しげにするも、口付けは前にされたように挨拶だと思い戸惑いながら律儀に返して。その後に続く彼の言動を注視しながら短剣の行方を目で追えば、制止することもままならず、刃先が男の首元に食い込み鮮血が流れていく様に微かに息を飲む。赤色は、苦手だった。家族を失ったときの光景が脳裏にちらつくが、刃先が自分に向けられ紅い液体が地に染みを作り、彼の言葉を聞いているうちに恐怖心は多少あるものの冷静になっていくのがわかった。赤が纏わりついた刃先から彼の紅い双玉へと視線を合わせては挨拶をしてからずっと閉ざしていた口を静かに開いた。「確かに…、娘の行いは浅はかだったのかもしれません。彼女が望んだことを貴方は叶えたまで…。そのことで私は貴方を責めるつもりはない。…ですがこの方を傷付けて良い理由は何もありません。それに貴方は言いました。人間は誰しも憎悪を抱えていると。ならば私もこの方と同じです。そもそも付き合う必要があるか否かは私自身が決めること。」淡々としかし強い意志を持った口調で述べれば、彼の横を通り過ぎ活動を止めた男に近づくとカソックにつく目立たぬポケットから白い布を取り出して男の首元の傷口を覆うように巻き付けて。そしてまた彼に向き直るとそっと短剣を握る手に自分の手をおいた。「この場で血が流れることは許されない。刃が誰かに向けられ、傷つけることもです。おろしてくれますね?───それに今日は貴方が来ると思って、実は小屋にちょっとしたお食事を用意したんです。この方には…そうですね…私がうまく話をつけますので、貴方は外に出て時が進むのを戻してくださいませんか?でないと貴方と落ち着いてお話ができません。友人の貴方と。」はじめはまるで子供を叱りつけるように真剣な眼差しを向けそっと手を撫でる。一呼吸おいて少し穏やかに微笑めば、相手が普通の食事はしないとは知らずにただ純粋に本来しようとしていたお誘いをした。恐怖心がないわけではない。だから彼の手に添える自身の手はやや強張っていたが、少々この状況には不釣り合いな言葉は紛れのない本心であった。)




(/いえいえお返事頂き光栄です!少々抜けてるような変わり者の神父ですが、こちらこそ今後もよろしくお願いいたします!!こちら蹴り可です。)

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