某国の戦闘メイド 2018-10-18 02:24:07 ID:170c1b13c |
通報 |
わっ!?…は、はい
(貴女の言葉に一瞬キョトンとするも理解すれば私は恥ずかしさに顔を赤くしながらも黙って背負って頂く事にした。ご主人様の薔薇の香りが漂う,私を導いた方の薔薇の香りに包まれるのが嬉しくて。やがて暫くして帝国…いえ自国の陣地が見えてきました)
さて着いたわよ。構えなくていいわ。彼女は私が奪ってきたのだから。彼女の傷を治してあげて。(陣地に着けばフロアージュをおろし自分の兵の衛生兵を呼べばフロアージュの治療をお願いして。陣地の帝国兵のうちアンジェリーナを見る目の大多数は畏怖し怪物を見るよう瞳、嫌悪感の含まれた瞳。少数は心酔したような瞳、期待に満ちた瞳と様々である。そのうち期待する瞳のものには略奪の許可を出して嫌悪感の瞳は強くなる。帝国陣中でアンジェリーナは浮いていた。)
っ…ありがとうございます………っ
(私は治療を受けながら周囲がご主人様を見る視線を見て苛立ちを感じる。まるで化け物を見る様な奴らの目…嫌悪感を露にする目。それはあの肉片が私に向けた視線と同じだったのです。それ以上に自身の主がそんな視線に晒される事が極めて不愉快でそんな視線を向ける連中を始末してしまいたい欲求にかられ)
ダメよ。私は素直に欲しいものを奪っているだけなのに。魔女だなんて失礼しちゃうわ。(自分を見る帝国兵の視線に相手がどう思っているのかは今まで自分に心酔してきた相手の経験から分かるのか衛生兵に目配せし痛くするようにして。ため息を吐きながら自身に心酔する少ない私兵達相手にそう言って)
痛っ…んっ…く…
(突然手当てしている衛生兵の方が消毒液を傷口に吹き掛けてくれば痛みから声を漏らしてしまうものの,衛生兵の手出し無用の視線に怒りを鎮め了解と頷けば手当ては続き冷静になればふと気づく,向けられる視線が同じと言う事は私はご主人様に奪う様誘導されたのだと。しかし怒りは毛ほども湧いてこない。何故だろうか)
どうかしたかしら?フロアージュ。少し不思議そうな顔をしてるけれど、そんなに痛かったかしら?(衛生兵とのやり取りを見て相手が自分の部隊でもやっていけるだろう事に安堵すれば痛みからか時間経過からか少し混乱しているような様子を見てとり笑いかけながらそう聞いて)
いえ…不意を突かれただけなので大丈夫です。
(ご主人様が声を掛ける。何故怒りが湧かないのか答えは簡単,私の心が彼女を主と認めているからだ。正直な話某国にいた私は面と向かってお前が欲しいと言われた事など無い。国伝いで雇われただけ。私があの男をかつて敬愛していたのは平等に隔たりなく扱ってくれたからだ。メイドとしては満足だったが何処か物足りなく,そんな中敵であったアンジェリーナ様は言ったのだ『貴女が欲しい』と。思えばあの時点で私はアンジェリーナ様に『奪われていた』のかもしれない。)
アンジェリーナ様…私を誘導しましたね?
私は思った事を言っただけよ。私が勝つのは事実だし主様が危ないのも事実だもの。貴女の敬愛が本物なら主様を連れて逃げたはずよ。私なら欲しいもののためならそうするもの。誘導なんて生易しいものじゃないわよ。貴女を私の所まで叩き落としたの。軽蔑するかしら?しないわよね。(相手にそう聞かれればひどく淀んだ瞳で相手を見れば自分のエゴに生きる思想を染み込ませただけだとあっけらかんといえば手で落ちる様を表現しそんな自分を軽蔑するかとわざとらしくいえばできないだろうと口角をあげてできるはずがないだろうと顔を近づけ)
軽蔑?しませんよ?だって私はあの男を愛してなどいなかったんですから。アンジェリーナ様が仰られた事は全て正しかった…それに私は満たされているのです…欲求の赴くまま生きる事,貴女が私を欲求のまま奪った事…今となっては貴女の所有物になれて私は至福を,愉悦を感じているのですから…
(アンジェリーナ様は私に歪んだ笑みを浮かべ問い掛ける。私はアンジェリーナ様の所有物になれて良かったと表情を緩ませながら答えました。頬を紅潮させ身体を身震いさせながら恍惚とした笑みを浮かべて。はしたない私の汚れた姿をもっと見ていただきたいとさえ思ってしまっている。どうしようもない人間だと感じながら)
うふふ、わかってくれて嬉しいわ。ふふ、いい表情。欲望に蕩けた人間らしいいい顔。私のフロアージュ(相手の言葉に満足気に笑えば二人の異様な光景は普通から見たらとても気持ち悪く目を背けなるような人間の汚い部分が凝縮されているのだがここにはそれを咎める人間はおらず、自身の所有欲を満たすために名前で呼べばちょうど怪我の処置が終わったようで)
はい…ご主人様…っ
(嗚呼,解る…今アンジェリーナ様は所有欲を満たしたいがだけに私の名を呼んだんだ…身体がゾワリとした快感で身震いした。私にそんな感情を向けてくださる。なんて幸せなのでしょう…これはメイドとしての感情じゃない。私個人としての感情。怪我の処置が終わり私はご主人様にかしずき見上げる。欲望に蕩けたはしたない表情で公私混同も良い所だ。でもどうでもいい。そんな私をご主人様は受け入れてくれるから)
だらしない顔。リグーリア家のメイドとしては落第よ。でも私のメイドとしてはその欲深さ、満点よ。(自身を見上げる相手に、歪な好意を必死に示そうとする相手に愛らしくなりその表情を見つめれば相手の瞳が自分だけを見ている事に満足気な表情を浮かべてだらしない顔を注意するも咎める気はなくそう言えば帝国兵の一人が怯えながらも戦場の処理が終了したことを告げてきて)
申し訳ありません…アンジェリーナ様ぁ…
(嗚呼,どれだけ私の心を満たせば気が済むのかこの方は。満たされすぎて溢れだしてしまうじゃないですか…まるで薬物の様な人ですね貴女は…幸せすぎて思考は蕩けてしまいそうになる。私はアンジェリーナ様『だけ』のメイド。他の人間なんて知らない。その辺に転がってるゴミと変わらない。処理が終わったと聞けば正直,名残惜しいが一先ず立ちあがる。)
帰るわよ。外に出る頃には少しは整えるのよ。(名残惜しそうな相手に幕から出ながらそう告げる。幕を出れば帝国兵の姿が目に入るだろう。傭兵達は略奪の成果を嬉々としてアンジェリーナに告げており少し身なりのいい兵、貴族等は略奪行為を肯定的どころか積極的なアンジェリーナを汚らわしいと忌避しその軍事力を警戒しているという感じだろうか)
(/出逢い編終了って感じですかね。)
はい…ご主人様
(とは言え流石にアンジェリーナ様の顔を潰す訳にも行かない。私は瞳を閉じ乱れた息を整えそして再び目を覚ますさぁメイドとしての私の出来上がりだ。そして貴女に付かず離れず着いていくそして外に居る連中を見てある程度の情報を仕入れた。)
『ですね。中々濃い出逢いになって良かったです!この後はリグーリア邸からスタートでしょうかね?』
(そうですね。リグーリア邸スタートでいいですかね。帰ってきた所にするか、数日後のワクワクお買い物デート編にするかどちらがいいですか?フロアージュ嬢がヤバい子になってしまった。((( ;゚Д゚))))
そうですね~…リグーリア邸に戻った後の描写を入れつつのデート編で⬅
アンジェリーナ様に変な性癖開花されてしまいましたねクールのクの字も無い位の変態さんになってしまいましたね(^^;)…そして多分描写は出来ないものの恐らく夜は…( ̄▽ ̄;)
フロアージュ。外に出かけるわよ、支度なさい。(この間の闘いから帰ってきて数日。フロアージュを自身の専属メイドとしてからアンジェリーナの居宅である敷地内の別邸で過ごしていたが先日来た仕立屋からメイド服が出来上がったとの知らせがあり楽しそうにそう声をかけて)
はいっアンジェリーナ様
(数日前私はアンジェリーナ様の『専属』メイドとして帝国に来た。流石に脚の傷が癒えるまでは無理は出来なく本格的にご奉仕するのは少し後になりそうだ。だが『脚が癒えなくても出来る事はある』と言った夜にアンジェリーナ様がまさか私のあんな『部分』まで奪うとは…その最中耳元で名前を熱っぽく吐息が掛かる近さで何度も囁かれ私の思考は蕩けきったのを覚えている。文字通り私はアンジェリーナ様に身も心も奪われたと言う事だがら流石にまだ恥ずかしい…嬉しさの方が遥かに上回っているが。)
『はーい、おやすみなさい!また今日も宜しくですよー』
トピック検索 |