執事長 2018-10-04 22:19:25 |
|
通報 |
>164 レンブラント
__________________ひとりは寂しい。( 初めて見る彼の後姿は広く大きかった。自分から遠ざかる姿を見れば、見放されたような気持ちになり抱きついていた。どこにも行って欲しく無いと思ってしまい、小さく呟いて。)だって、だって、帰るってことは私にまだ悩めって言うんでしょう?私、"これ以上、悩んだら死んじゃいそう____________。"と言ったでしょ?( 振り向いて目線を合わせてくれる彼の琥珀色の瞳をじぃと見つめ思っていたことを先程より息を整えながらも伝えて。きっと、子どもっぽい事を言っているかもしれない。わがままを言ってるかもしれない。でも、これは今の自分の精一杯の言葉。頭上に振動を感じると、流れでなのかなんなのか、身体が浮きお姫様抱っこされてる状態に。反射的に彼の首に手を回して。恥ずかしいのやら落ちたら困ると言う気持ちが交差して心が落ち着かない。歩き出したのが止まったかと思えば、ぽふりとベッドの上で。いつものレンブラントが目の前にいると思うと安堵の息を吐き。) 答えは出したよ?でも、こんなにびっくりさせないでよ。どれだけ、貴方は私の寿命縮ませれば気がすむの?もぅ。( だんだん落ち着きを戻し額に手を当てて。困った、困ったと眉寄せて俯き。)レンブラントが言う味見というのは、想像つかないから私は怖い。でも、私は「俺のモノ」「俺のノア」と言われたい。私の負け。良いよ、味見だけだよ?でも、その前に………もし、もし________味見して美味しくなかったら私は捨てられちゃうの?( 捨てられちゃうかと思うと怖くって微かに震えて。)
| トピック検索 |