執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>ノア
(慌てたような貴女の声、そして背中に軽い衝撃と、じんわり暖かい体温を感じて。よろめくことなく貴女の体重を受け止めると、ふ、と吐息混じりの微笑を零して。「…大丈夫、どこにも行かへんよ」だから落ち着いて、と言わんばかりに、いつになく穏やかな声音でそう促して。ふと、物騒な単語が聞こえて来れば不可解そうに眉を歪めて「―なんでノアが死ぬ話になるのん?ちょっと慌てすぎ、深呼吸しぃ」話題の飛躍に苦笑しつつ、くるりと振り返っては貴女と目線を合わせるために腰を屈めて、ぽん、ぽんと静かに二度頭を撫でて。そして屈めていた腰を伸ばすと、貴女に両腕を伸ばして軽々と抱き上げる。いわゆるお姫様抱っこの形で貴女を部屋の中まで運べば、ベッドの上にぽすり、と貴女を下ろして。自分はベッドの淵に腰掛け、「…答え、出たんやろ?聞かせてえな、」口元にはいつもの微笑を浮かべつつ、じぃっと貴女を瞳を見詰めて)
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