珍しい種類のものも多く咲いているようじゃからのう。どれ、綺麗な花があったら教えておくれ、地面近くに咲いた花は中々見つけられんのじゃよ。 ( くるり、此方へ向いた顔は周囲の花にも負けぬ明るいもの、受けた視線しっかりと返しつつ彼女の後ろへ緩りついて歩き。体格故己の目に映るのは常に高所からの眺め、高さが違えば見えるものも違うだろうかと考えれば少々大きな声で話し掛けて )