ったく...結香の仕事だから手伝わないけど、待ってるから早くして。 ( 何を開き直っているのかは不明だがあと少しの言葉を信じて、手を貸すわけではないが隣の席へと腰掛けると鞄からゲーム機器を取り出し電源を点ける。そして何時もの様にイヤホンを付ければゲームを始める。たまに、ちら、ちら、と彼女の様子を伺うように視線を画面、彼女、画面、彼女と交互に移して、)