√ 2018-08-13 18:48:53 |
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【 メリー・スミス / アザネリア平原 】
>>クーリャン、アシュリー、レイリア、周辺ALL
(アシュリーの放った矢は、不可視の風や壁でもあるかのようにまたもや落下してしまった。残念ながら攻撃に専念させ手を塞いだ所で魔導の発動は防げないであろう事は分かった。遠距離よりは近接の方がまだ幾分か有効なのだろうか。原理まで頭は回らず、そして自分の攻撃はまたもや驚異的な身体能力を駆使して避けられてしまう。が、先程とは違い、不意打ちにて二本目の矢がナハトの肩にほんの僅かな掠り傷を作る。"やった!"と思わず喜びの声を漏らすも、すぐに元通りに傷は癒えてしまう。しかし、その肩の動きは少しだけ鈍くなったように見えるのは気のせいだろうか)
っ……少数精鋭、って奴?次から次へと嫌になってくるね!
(不意に関所から鼓膜をビリビリと刺激し響き渡る轟音。中華風のナハトの口ぶり、そして遠くから聞こえる戦いの音が、例えこの場を逃れてもポータルには第三者の、新たな敵の驚異が待ち構えている事実を無情にも物語ってくる。数では此方が勝っているはずなのに、目の前の敵には束になっても敵わないのだろうか。ネガティブな考えが過り、いや今考えるべき事は違うと思考を振りきるように首を左右に振る。どうすればいい、今他には何が出来る?眉を潜め自問自答を心の中で繰り返す)
(目の前のナハトが不敵な笑みを浮かべる。嫌な予感がして身構えると、相手は声を張り上げたかと思えば、今度は大槌を使用せずに繰り出される衝撃波。これも魔導の類いなのだろうか。咄嗟に両腕を交差させ受け身の体勢をとり、片手に握る剣を離さないように力を込めては、衝撃波によって関所とは反対方向へと吹き飛ばされる。アンはと心配が過るが、レイリアの声が耳に届く。そして自分は後方の地面に背面から叩きつけられ「──ぐぁっ!」と呻き声を溢し、背中から全身に広がっていく痛みによってその場でうずくまるしか術は無く)
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