館長 2018-08-11 19:02:33 ID:3171c5af3 |
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【 用語設定 ①】
『星素(エーテル)』
あらゆる空間に満ちる透明のエネルギー粒子。
特定の箇所に集中すると結合して様々な現象を引き起こす。
“星霊”や“魔導師”の体内でも生成、蓄積される。
生成は時間経過で行われ、栄養摂取や睡眠により速度が増す。
星素生成量、容量の程度を総括して“星素能力”と呼ぶ。
星霊などが持つ星素には、保有者の“属性”が付与されている。
それぞれ有利な属性、不利な属性があるが、絶対的なものではなく、威力が高ければ不利な属性でも打ち負かす事が可能。
〈炎(ほのお)属性〉
炎の性質をもつ属性。
体外放出された星素の色は“半透明の赤色”。
有利属性は“風”、不利属性は“水”。
〈水(みず)属性〉
水の性質をもつ属性。
体外放出された星素の色は“半透明の水色”。
有利属性は“炎”、不利属性は“土”。
〈土(つち)属性〉
土の性質をもつ属性。
体外放出された星素の色は“半透明の橙色”。
有利属性は“炎”、不利属性は“風”。
〈風(かぜ)属性〉
風の性質をもつ属性。
体外放出された星素の色は“半透明の緑色”。
有利属性は“土”、不利属性は“炎”。
〈氷(こおり)属性〉
氷の性質を持つ属性。
体外放出された星素の色は“半透明の青色”。
星素能力が優れた者が多い傾向にある。
有利属性は“無し”、“炎”を少し苦手とする。
〈光(ひかり)属性〉
光の性質をもつ属性。
体外放出された星素の色は“半透明の淡黄色”。
唯一、治癒関連の呪文を有する。
有利属性、不利属性は共に無し。
〈闇(やみ)属性〉
闇の性質をもつ属性。
体外放出された星素の色は“半透明の紫色”。
有利属性、不利属性は共に無し。
『特異点(とくいてん)』
大量の星素が生成され、循環する領域。
星霊や魔導書が数多く現出する。
日本の離島を除いた本土全てが該当する。
『星霊(アストラル)』
空間中の星素の結合によって発生する生命体。
地球の実在、または伝承上の生物に似た外観の個体が多い。
属性および星素能力、呪文を有する。
扱える呪文の数は少ない場合が殆どで、多くても3種類。
『魔導書(グリモア)』
具現化した星素の一種。
書物のような形を持って現れ、サイズは様々。
“適合者”と呼ばれる相性の良い者が存在する場合、距離が縮まるにつれて輝きを増す属性色の光を放つ。
適合者としての才覚が芽生えるのは15歳前後からとされており、魔導書の出現から遅れて適合者の存在が確認される事も多い。
接触した適合者の心身に働きかけ、星素能力と、体内の星素を用いる術“呪文”を与えた後、役目を終えたかのように霧散する。
適合できる魔導書は1人につき1冊のみ。
『魔導師(メイジ)』
魔導書の適合者として、呪文を獲得した者。
星霊同様に属性と星素能力を有している。
適合時に動物の耳や尻尾など身体的特徴が現れる者もいる。
[魔導師の基本技能]
魔導師は呪文とは別に、体内の星素の活用術を持つ。
・身体強化
星素を浸透させる事で、自身の身体能力を強化させる。
・星素供給
同属性の魔導師の肌に直に触れる事で、星素を分け与える。
・星素感知
星素の動きを感知する事が出来る。
感知の距離や精度には個人差がある。
『呪文(じゅもん)』
星霊や魔導師が、体内の星素を用いて扱う能力。
呪文ごとに定まった“詠唱文”を唱える事で発動する。
強力な呪文ほど多くの星素を必要とする。
詠唱を省略した“無詠唱”や“詠唱途中”での発動も可能だが、通常より多くの星素を消費する上、不慣れな者が行えば不発となる。
使用星素に応じた持続時間を越えると効力を失うが、星素の追加により時間の延長が出来る場合もある。
《呪文の分類》
発現した呪文の形態により、2種類に分類される。
〈現象(げんしょう)呪文〉
星素の持つ属性を解放し、現象を引き起こすもの。
火属性なら火炎、風属性なら竜巻を起こすなど。
属性の相性に威力を左右されやすいが、強力なものが多く、属性を活かした使い方が可能。
ただし、使用環境に作用される場合があるので注意が必要(炎属性の火炎は、水中や無酸素状態では威力が激減、もしくは使用そのものを阻まれる)。
〈造形(ぞうけい)呪文〉
星素を物質化させ、特定の物を造り出すもの。
造形物は様々で星素の属性色が引き継がれる。
属性特有の特徴を持たず、属性の相性などの影響を殆ど受けない(炎属性だから高温という訳でもなく、水中でも威力が軽減されない)。
何らかの特殊な効果を有するタイプも確認されている。
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