【ﾘｱﾙﾀｲﾑ】今だけ話したい人の創作なりきりルーム

>NUT-7752


うわ、うわぁあああああ!!殺さないでくれ!!

( 目が合った相手は間違いなく帝国軍だった。風にそよぐ銀色の髪、こちらを睨むエメラルドの瞳、そこに宿る殺気。明らかにやばいパターンだ。これはまずい。殺される。小国出身の上に技師である自分に、こんな修羅場は無縁だった。折角、戦闘機からは無事に脱出できたのに、俺の命運はここで尽きてしまうのか。ああ、もう一度だけで良いから、姉ちゃんのシチューが食べたかった。走馬灯のように思考が巡ったが、完全にぶるってしまって身体の方は思うように動かない。ただ青ざめた肌の上を嫌な汗が伝い、膝が笑う。と、その時、相手が何か言いながら、遂にその逞しそうな褐色の腕をゆっくりと上げると、次は瞬時にパニックに陥った。大声で上の台詞を叫びながら、相手の足元にでかい図体でスライディング土下座をかまして、そのまま、頭をペコペコと下げつつ、自分が無害な技師であることをさりげなく(?)アピールし )

ほんとごめんなさい。すみません。でも、違うんですよ!!俺は、俺は………好きで戦争してたんじゃないんです!!!大体、昔から機械いじりが好きだっただけで、そう、飛行機だって壊すんじゃなくて作ったり直したりするのが好きなんですよ!!だから、違うんです!!俺は悪い奴じゃないんだ!!殺さないで……!!