赤ずきん 2018-06-22 23:40:29 |
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………!?声…、誰か!誰かいるのか!?
( 故郷は弱国。比較的強い国と連盟を結んで、何とか平和を維持しているような国であった。連盟は心強いが面倒なのは共戦協定。他の国がどこかと交戦すると義理で助けなくてはいけない。だからって、あの帝国と敵対したのは間違いだろう。どんどん戦力を削られ、遂には自分のような下っぱまで前線に投入されてしまった。自分の乗った戦闘機は単独機ではない。6~7人が搭乗できるもので後方支援担当だった。だから、比較的安全と言い聞かされていたのに現状、どこがだ。帝国軍の攻撃は凄まじく、緊急警報が発せられてから、撃沈まではあっという間だった。脱出艦を経由し、最寄りの星にパラシュートで降り立てたものの、そこは見渡す限りの田舎星。仲間ともはぐれた。心細い。これ、生きてイレイカに戻れるのか··?辺りを見回して、思わず涙ぐんでしまった時、どこからか聞きなれた公用語が聞こえ、そちらに向かって駆け出すと、相手の姿を認めて、希望を宿らせかけていた顔が青ざめる。ゆっくり相手を指さすと )
…………………あれ。………お前、もしかして帝国軍?
(/遅くなりました!快いお返事を貰えて嬉しいです。だらだらと長い割りに拙い文ですが、なるべく読みやすいものにできるよう頑張るので、宜しくお願い致します)
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