さて、いよいよ森だな。相変わらず不気味なこった。 (道なりに進み、辿り着いた森の入り口に視線を向ければ、少し目を細めて独りごち。開けた道には陽光が注いでおり、真っ直ぐ歩く分には恐怖心もそそられそうにないが、脇に目をやれば、草木が暗く生い茂っており、どこからか烏の鳴き声も聞こえてくることが分かって)