助手 2018-05-23 21:25:11 |
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___、…ジョン……僕が他の女を連れ込むなんて、ありえない。昔の君と一緒にするな。このまま帰ったらフラットの壁に埋め込まれる銃弾の数が増えるだけだ、安心しろ
(乱暴にされた時とは違う優しくジョンの想いが注がれるようなキス。顔を上向けにされそれを一心に受けると、全身にジョンからの熱が回っていくようだった。熱を抑えるためのキスだったはずなのに、熱が収まる気配はない。そしてジョンだって医者の仮面を被って必死に熱を誤魔化して取り繕うとしているのだ。歯止めがきかなくなる…そんな歯止め外してしまえばいい。バレないようにすればいいだけだ、そしてジョンの外面が保たれるように少し細工をしてやればいいだけだ。数日の空白の後やっとジョンと会えて今は二人きりなのに、こんなにも早くその時間が終わるなんてありえない。ベッドから立ち上がるともうすぐ看護婦が取りに来るであろうカルテをひとつのカゴにしまい、外の様子を伺ってからそれを廊下にだす。静かに扉を閉め施錠を施すと部屋の電気を消した。ゆっくりとした動作でジョンの元に戻るとそっとジョンを抱きしめる)
…ジョン、これで君はこの部屋から何かの用事で一時的に出ていったように見える。職員が夜勤と完全に交代しおえるまではみんな慌ただしく動いてる。少しの間なら君がいなくても誰も気にしない、どこかにいるだろうで片付けられる。……部屋が暗いこの状態で声を殺せばもう少し君と一緒にいれる
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