助手 2018-05-23 21:25:11 |
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…ん、…
(自分の要求をすぐさま理解して部屋を出て行くシャーロック。風邪の具合が良くなったら、まず何よりも先にこの221Bを元の状態に戻すとことから始めなければと、ベッドに横になって激しい物音を聴きながら考えた。きっと色々なところに物が散乱しているはずだ。しかしあのシャーロックが自分のために、事件以外のことのためにあれほどまでに精力的に動いてくれているのだ。彼の成長が嬉しい、とまた母親のような思考に至ったので一旦思考を中断する。やがて彼が戻ってきて、支えられながら身体を起こすと自分のために一生懸命頑張っているその姿がひどく愛おしく感じた。覆いかぶさる形になっている彼の肩にくたりと甘えるように顎を乗せて。)
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