主 2018-05-19 00:25:47 ID:6c097ff19 |
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>>27
カティ
あのなあ、俺たちは限りない命だ。だからこそ正常な生活をしないとおかしくなっちまいそうだろ?ッて、……あー、、やっちまった。
(表情を悟られたという瞬間、人間は脳の何処かで理解するということを久々に思い出した。少し気まずそうに目を逸らしながら、普段と変わらない音程を意識して、話を続ければパタンと扉が閉まる音。逸らした視線を戻せば末っ子の姿はそこにはなく、くしゃりと氷の結晶を糸にしたかのような前髪をかき上げ反省の声を落とした。また静寂に包まれた廊下を靴の音を響かせながら歩き彼女がその先にいるであろう扉の前まで来て。相手がしているとも思わず同じように扉に凭れかかって。)
カティ、今から俺は朝食を作りに行く。持って来てやるから一緒に食べるぞ。髪も、とかして…櫛を通してでも触れたらダメなもんなの、か?綺麗な櫛をこの前空き部屋で見つけた、それを使ってやりたいんだ。
(海の奥底のような瞳をちらりとそちらの方に向ければ自分の不安を吐き出すようにふう、と息を吐き出して。彼女の不安と取り除くように今日の午前の計画を相手に聞こえるように話して。ふと、この前見つけた銀で作られ黄色の花が彫り込まれた櫛を見つけたことを思い出して彼女に伝え )
>>29
エルティア
…エル!エルティアッ!こんなところにいたのか?双子なんだから一緒に居なきゃダメだろう、ね?
(コンコン、といつものように木製のドアを叩く。通い慣れた部屋、聴き慣れたノックの音…しかし聴き慣れた返事が聞こえない。不思議に思うように首を傾げれば雪空色の前髪の束が数本揺れた。双子の妹、エルティアの部屋に彼女がいないとなると…といつもの不機嫌そうな顔な顔ではなくまるで宿題が解けない子供のような表情を見せて口元を手を置き考えて。側から見れば少年が妹を探しに行くようにトトト…と駆け出せばキョロキョロとコバルトブルーの瞳を左右に動かして。肩あたりまで伸ばした髪が座りと揺れて蝶のように舞った。何度も何百回も何千回も通った廊下を通れば見慣れた姿が目に入る。光が射した明るさのような声で相手の名前を呼べば駆け寄り彼女の両手の指の間にスルリと指を絡ませて笑みを見せ。依存の感情が垣間見える表情。彼女には素直にそれが見せられた。)
(p:双子の妹ちゃんには素直な面が見せられる兄です!仲良し設定にしてくださりありがとうございました、とても嬉しいです!今後仲がとても楽しみなのでよろしくお願いします! )
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