煙 ( 〆 )

わー弄ばれたよ、僕の純粋な気持ち…それって既に僕のものになってくれたって勘違いしてもいい？( ニヤッと含み笑い浮かべ )どうしよう、良いよって言うまで散々啼かしてぐずぐずに溶かして僕がどれだけ君の事欲しがってるか分からせてあげるかな( 顎を掴んで上を向かせ瞳合わせればにっこり )みんなに教えてあげるの、この子は俺のだって。絶対誰にもあげないよ、俺だけ見てて( 火照る頬をゆっくり撫で額に張り付く髪を避けると口付け )



じゃあジュース装ってお酒呑ませてベロベロに酔わせてそれから…( ぶつぶつ ／ 卑怯 )んッ、…ふふ、案外君も僕の事嫌いじゃないでしょ( 可愛らしく絡む舌に夢中になり積極的になる彼に喜び隠しきれず名残惜しくもゆっくり唇離せば悪戯に微笑んで )

そんなこと言ったら俺なんてその倍弄ばれてるから。は、何言ってんの…本当、自分に都合のいい解釈するの得意だよね。（　はあ　）………やだ、（　散々な彼の手口を眉ひとつ動かさず聞き終えた後、挑発するかのように舌をべーっと出せばわざと断りの言葉を　）独占欲強すぎ、言われなくてもあんたしかいないし。俺にそんな執着する人なんて澄人さんくらいだよ。（　呆れたように溜息つけども内に秘めた嬉しさが隠しきれず口元緩み　）

…手口卑劣なんだけど、悪い大人だね。相手が酒弱い子なら可哀想過ぎる。（　頭抱え　）うるさい、口開くな。（　むっとした顔で睨みつけ　）

そういうもんだよ、大人になると特にね。ああ、でも女の子の前でやると平手打ちくらうから要注意( はは、と笑えば実体験ぽつり )……好きだよ、君のそういうとこ( 真っ赤な舌に人差し指を乗せ唇割ってぬる、と唾液を絡ませるように口内をなぞりあげ指先で上顎や歯列をなぞりながら舌の表面を引っ掻いて )僕だけでいいよ、君のこと愛して止まないのは僕だけで充分( 呟くように言葉零せばぎゅっと強く抱き締めいつもより大人しく )


ふふ、冗談。君は未成年だしね、お酒飲ませられないなあ。ざーんねん( くす )おっと、怖い怖い。こりゃまた僕の片想いだ( 肩落とし ／ お手上げポーズ )

女の子にちょっかいかけて手出したら見事に平手打ちくらって振られたっていう実体験を語ってくれたってことでいい？そもそも俺、女の子相手にそんなクソみたいなことしないし。（　ふぅん　）んぐ、ぅッ…！（　自身の挑発に乗ってくるだろうと覚悟はしていたもののやはりいざ彼から攻められると太刀打ち出来ないことへ悔しそうに表情歪ませ　）どうしたの、あんたらしくないね。…不安？（　優しい声音で囁くように言うと相手の背中にそっと腕回しゆっくり撫で　）

君って…俺のこと言ってたの？そうだよ、俺未成年なの。しかもあんたと１０も年離れてるお子ちゃまなの。優しくしてよ。（　ふんす　）…でも嫌いじゃないのは本当だよ。嫌いじゃない。（　まっすぐな視線で相手見詰め　）

そうそう。勝手に自己解釈してたら「まじで最低！ありえない！」って言われてパァンッ、てね。痛かったなあ…( 裏声を使って声真似して叩かれた頬触り )ん…( 人差し指引き抜いて控えめに開いた唇から舌を乱雑に押入れ歯列をなぞり歯茎をなぞって彼の舌を絡め取れば乱暴に貪り )そうかも、不安なんて久しぶりだ。僕はおじさんだからね、若い君にいつ面倒見てもらえなくなるか( はは、と笑い声上げるも抱き締める力は強まり )



……気づいてると思ってからかわれてるのかと思ってたんだけど。あーもう待って可愛すぎる( ぎゅう ／ ずきゅ )それだけで僕は充分嬉しいよ。あーあ、こんな幸せだとそろそろ不幸になりそうで怖いなー( 頬に指に滑らせつんっと突き )

帰って来て早々何変なこと言ってんの。
（　仕事終わりだと言うのに相も変わらずふざけた台詞を言う彼に冷たい視線を送りつつも優しくその腕に抱かれてはぽすりと相手の胸に額をくっつけ。なんだかんだ言って一番安心出来るのは彼の腕の中なのかもしれない、ふいに気が緩んでしまったことからそんな考えが浮かんでは相手から顔が見えないのをいいことに無邪気な笑みを浮かべ。その後、細くも逞しいその体に手を回し控えめな力で抱き着けばまた普段と変わらぬ無の表情で顔を上げて様子を見て。そんなことをしていると彼の口から珍しく料理の手伝いの申し出が。一瞬あの自堕落野郎が？なんて目を丸めるも直ぐに小さく頷けば「　わかった。先に進めてる。　」とゆっくり体を離しキッチンへ向かい。ルーの方に関しては既に全工程を終えてしまった為、残るは野菜や肉等を調理することだけ。具に入れる野菜を一通り洗い終えると黙々と皮切り等を手際よく行いつつ相手の様子も伺い　）

それは１００％あんたが悪いでしょ、ぶたれても仕方ないよ。可哀想に、痛かったねー。（　棒読み　）んッぁ、ッぅ…。（　乱雑に口内掻き乱されては苦しそうに嗚咽するも、暇なく攻め寄せる彼の指にまた脳が溶け出してしまう程の快楽に陥りとろりと虚ろな眼で　）今までの強気と謎の自信はどこ行ったの。俺のこと、何がなんでも離さないんじゃないの？（　背を擦る手は次第に彼の頭へと場所を変え、あやすような手つきで髪を撫でるとふっと小さく笑い　）

え、なになに…。ごめん、普通に別の人だと思ってた。大学で出会った子かな〜とか勝手に予測してたんだけど。（　うぅ　）年中お気楽で幸せそうなあんたには何かしら不幸が訪れた方がいいよ。でも些細なことならすーぐ乗り越えちゃいそうだよね、でかいやつ来ないかな…。（　うむむ…　）

奥さんに冷たくされる旦那さん達の気持ちがわかる気がする( しみじみ ／ すん )んッ、…ねえまだ伝わんない？俺が君の事欲しがってるの( 指を口内から引き抜いて噛み付くように口付け落とし二、三度貪るように舌と舌絡ませ口を離してはお互い透明の糸が引き )年寄りは急にセンチメンタルになるんだよ、たぶん。あーこのまま幼児退行して甘やかされてたいー( 優しく撫でる手に安心したのか彼の肩口へぐりぐりと額押し付け )


僕が持てる力全部使って落としたいのも、高いレストランで口説きたいのも、お酒使って酔わせて食べちゃいたいのも全部君のこと。周君しかいません( むむ )えーなんだろう、周君に夜逃げされるか給料がちょっとでも減ったら流石に落ち込むかも( 顎に手を当てううん )

あー癒される…今日も可愛い
( やはり予想してたように冷たい視線とバッサリ切り捨てるような言葉。だけど抱き締めれば抱き締め返してくれる彼の行動には毎回心苦しくなるほどの可愛さの暴力と言うべきか。とにかく愛おしいという言葉以外見つからずに幸せ噛み締め、今日も頑張って良かったと自分に感謝した。ゆっくり名残惜しくも離れていく身体を変に引き止めはせずキッチンへ向かう姿を目で追いかけ、そこに様になって佇む彼にフフッと思わず頬を緩めて微笑んでしまう。彼がここへ立ち料理を振舞ってくれる光景が見慣れてくるなんてとんだ幸せ者だ、そろそろどんな災難が降りかかるのか。給料が下がるのだけは勘弁してほしいな、と考えつつ自身もそちらへ出向き。自分とは比べ物にならない手際の良さで出来がっていく今日の夕食に心を踊らせながら邪魔にならないよう彼の隣へ立ち。)んー…僕が手を出したら美味しそうな夕食が駄目になりそうだから、僕は食器とか用意しとくね。何か出来そうな事あったら声かけて。

遅くなってごめん、ちょっと今日は返事が出来そうに無いからもし起きてるようなら先に寝てて。いつもかなり遅くまで付き合わせちゃってるのもごめんね。ちゃんと寝てる？あんたの健康管理も俺の仕事なんだから、体崩さない程度にね。じゃあおやすみ、澄人さん。

ああ、来てくれてたんだ。わざわざありがとう。昨晩は僕も頭痛が酷くて寝込んで返事出来なかっただろうから、周君に寂しい想いさせなくて良かったって安心したよ。あと僕が遅くまで起きてるのは周君の事見送ってから寝たいからだから気にしないで、元々夜型で訳あって睡眠時間短い方が良いんだ。心配してくれてありがとう。周君こそ頑張りすぎて疲れないようにね。

そんなこと言ったら俺だって…女の子の方が良いのかなって旦那に浮気される奥さんたちの気分がわかるよ。（　髪先弄り　）ッ、わかった、わかったからッ…。（　瞳潤ませ力の抜けた声で言葉を返すと恥ずかしさのあまり視線合わせようとせず顔逸らし　）いつも甘えて来てんじゃん、まだ足りないの？偶には俺も甘やか…何でもない。（　無意識に出た言葉にはっとし急いで口閉じ　）

あっそ…じゃあ全力で口説かれるの、待ってるから。（　ぽそ　）俺と給料が同等の価値ってこと？なんかムカつくんだけど。（　むす　）

やっとひとつ返せた…遅くなってごめんね。待っててくれてありがとう。頭痛はもう治ったの？心配。あまり無理しないでよね。…そっか、それなら良いけど。俺なら大丈夫だよ、疲れたとしてもあんたが癒してくれるんでしょ？これからまた暫くは返事遅くなったりしちゃうかもしれないけど、居なくなることは無いからそこは安心してね。じゃあ、また宜しく。こっちは蹴っちゃって、

やだなー、僕が浮気なんてするはずないじゃないかー。僕には君だけ、周君だけだよ、マイハニー( 目尻にちゅ )フフッ、ねえこっち向いて。君の可愛いその顔、僕だけに見せてよ、お願い( 両手掴んでこちら側へ引き寄せると距離を詰めて猫なで声で瞳見つめて囁き )…周、こっちおいで( 聞き逃さずに彼からの言葉を耳に留めると一度離れてから両腕広げて優しく微笑み )


…君って人は狡いなあ( はあ、と両手で顔覆い隠し ／ ハートの矢トスッ )ちーがーいーまーす。周君と結婚するってなったらお金必要でしょ？君のためにもお金は大事。でも周君が１番大切( ふふ )

それって浮気男の常套句じゃない？本当にそう思ってんの？（　キス受けるも態とらしく腕組み目細めると小さく首傾げ　）…や、やだ。今凄いみっともないかおしてる、見られたくない。（　慌てて顔を両手で覆い隠すと首横に振り身を縮こませ　）何してんの、ばか。そういう時は聞かなかった振りしてよね。（　うっ　/　恐る恐る近付きゆっくり背に腕回し　）

高級レストランでエスコートしてくれて、卑劣な手口使ったとしても全力で口説きに来てくれるんでしょ？ほらほら、俺待ってるんだけど。（　ここぞとばかりに煽りまくり　/　肩つんつん　）結婚するってなったら、って俺そんなの聞いてないんだけど。…一番大切、ね。（　嬉しそうに繰り返しぽつり　）

もー、信用ないなあ。浮気しないよ、ほんとに。どうしたら信用してくれる？出来ることならなんでもするから( 拗ねたように頬膨らませながら首傾げ )僕、どんな周君でも大好きだよ。だから逃げないでよー( 柔らかい笑み浮かべると覆い隠す手に楽しそうに口付け )ん、周君いつもよく頑張ってるねー、えらいえらい( ぎゅっと抱き締めながらわしゃわしゃ )


…そうだなあ。でもその前に君を海へ連れてって海が綺麗ですね、なんてロマンチックな言葉をかけるのもいいよね( くふふ )ふふふー、結婚しようね、それで一生僕の面倒見てよ、周君。…じゃあ周君は僕の事どう思ってる？( 顔覗き込んでにこっ )

…他の子のこと、考えないでほしい。出来ることなら関わらないでほしいし視界にも入れないでほしい。あんたって案外モテそうだし、大学講師なら出会いもいっぱいあるじゃん。俺、性格はサバサバしてる方だと思うけど恋愛面は面倒な人だよ。（　相手の服の裾を俯きながらきゅっと掴み　）本当格好悪い、こんなにだらしない顔見せたのあんたが初めて。（　指の隙間からちらり様子みて　）…子供扱いされてる気分。まあいいや、ありがとう。（　ふっと表情緩ませ　）

海まで連れてってくれるの？…じゃあその時までに俺も何か返せる言葉考えとく。（　こく　）一生面倒見るとか大変過ぎて俺絶対おかしくなりそう。…は、なんで言わなきゃいけないの。（　ふい　）

ふふっ、もちろん。君が望むなら話さないし目も合わせないよ。周君の事を四六時中考えて、三日三晩君の事しか見えなくして、僕と関わるのが周君だけになってもいい。そう誓うよ、面倒なんて言わないで、すごく可愛いよ( スッと抱き寄せ安心させるように一定のテンポで背中トントンと )だらしなくなんてない、君はどこもかしこも可愛くて愛くるしいよ( 瞳が合うとクスッと笑い漏らし )僕の傍に居てくれるのが周君で良かった、君で良かったよ、大好き( ぎゅうっと強く抱き締め身体離して頬緩ませ )


やった、楽しみだなあ。周君からどんな返事返ってくるのか気になって夜も眠れなくなりそう( ふは )…面倒見てくれなくなっても、ずっと傍に居てね。えー…周君のいけず( むす )

それはお互い生活していく面で困ることがあるでしょ…。流石にそこまで束縛したいなんて我儘言わないけど、でも澄人さん恋愛対象年下だし講師と生徒なんて距離も近いし、心配するところ沢山ある。（　胸にぽすん　）そんなこと言う変わり者はあんたくらいだよ…それに俺が嫌なの、油断した時の顔見せるの。格好悪いから。（　瞳と瞳が合えば慌ててまた指閉じ　）…初めてちゃんと大好きって言ってくれたね。やっぱりストレートにそう言ってくれるのが一番嬉しい。（　くすりと照れくさそうに笑み零し　）

遠足前の子供かって…。そんな大したこと言えないから期待しとくだけ無駄だよ。（　ふっ　）…努力します。やーだ、俺そういうの言えない人なの。（　頬つん　）

でも僕周君以外興味無いしなあ…人間として興味はあっても恋愛対象として見るのは周君だけだし。そんなに心配なら噛み跡でも君の印でもなんでも付ける？( 自分の首筋の見えるところを指差し )ねえ、僕そろそろ君の顔が見たいなあ。唇にキスもできないから煙草吸っちゃうよー( 手の甲へちゅ、ちゅ、と何度か繰り返し )えっ、嘘、僕大好きって言ったことなかったっけ…。大好き、大好きだよ、愛してる( ガクッと肩落として落胆した後気を取り直して何度も愛を囁けば自然と微笑み零し )


君から貰う言葉は僕にとって宝物だからね。言ったら消えちゃうからさ。もし愛の言葉なんて言われた日には嬉しすぎて倒れると思うよ( ふんふん )もー、つれないなあ。僕はこんなに好きで好きで仕方ないのに。…いつも返事まだかなって心待ちしてるくらいには( ぽそ )