…あんたとまともに話せたのが嬉しくて、そればかりが記憶に残ったのかもしれないな。 (自身は彼に徐々に惹かれたと言う訳ではなくて、初めて出逢ったその日に一目惚れという形で恋に落ちていて。そんな彼と会話を出来たということだけでそれまでの些細な出来事が霞むくらいに自身の中では大きなものとなっていたのかもしれないと彼の横顔を盗み見てはそう呟き)