(彼の肩口へ頭を預けちらり、握られた手を見やると彼も薬指に光る銀色の指輪が目に入れば薄っすら笑みを浮かべその手を恋人繋ぎへと変え握り返し。最後は最大に連続花火を打ち上げそれは綺麗に咲いては消え去って幕は閉じ一息ついて「…終わってしまったな」と寂しげにつぶやき)