赤の女王 2018-03-04 13:31:36 |
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(結ばれた二つ目の約束に満足げに頷き、こんなに素敵なドレスを着こなしていると褒められることを素直に喜ぶように緩く口元を綻ばせた。「もちろん、こんなにオトクな仕事、これっきりなんて言うもんですか。どんなドレスでも着こなせるようになってみせるから! じゃんじゃん作ってよね!」部屋を出る間際の相手の言葉に胸を張るようにしてみせてから、ぐ、と肘を曲げてガッツポーズをして見せる。素敵な時間の余韻に浸るようにそうっと優しい手つきでドレスを扱いながら着替え終えると、それをそのまま椅子に掛けるというわけにもいかず両腕にふんわりと抱えて。「帽子屋、着替え終わった!」扉の向こうに居る相手へ声をかけ。「ドレスって、女の子を幸せにしてくれるし、自信もつけてくれる。それを作ってるのがアンタってのが最高に嬉しいわ」入ってくる相手に語りかけるようにゆっくりと言葉を紡ぐと、ドレスを渡してから相手がそれをしまってくれる様子を眺めて)
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