く に ひ ろ 。 2018-02-23 00:00:43 |
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( 肩には折れ刺さった矢、土埃と返り血に塗れた格好で本丸の廊下を進み、帰還して早々に兄弟の部屋へと赴けば襖越しに声を掛けてから控えめに開けて )兄弟、居るか…?今し方帰還した。主は…ああ、もう起きていたのか。元気そうだな。( 先の件もあり気まずげに目逸らし )…なあ、主。ふと思ったんだが、関係を知られなければ、誰かから咎められることは無い。そうは思わないか…?( 虚ろな瞳向け )
別に、勝手にすればいい。どうせ俺は刀を振るう以外、主を喜ばせる知識も技術も持ち合わせてはいないがな。( ふい / 拗らせ系打刀 )――そんなに酒が呑みたかったのか。おかわり、要るか?( 何を勘違いしたのか矢継ぎ早に酒を足し / ぇ )いや、俺ばかり打ち明けるのはずるい。あんたはどうなんだ。その、恋愛経験、とやらは。( 指先で顎を持ち上げ、顔覗き込み )あり、じゃない…っ!こんなこと、他の刀にもしていないだろうな。こんなの、勘違い、してしまう…だろ…。( うがあ / 撃沈 )
――…!?なっ、な、何す……い、いきなりは卑怯だ。せめて一声掛けてから、だな、( ぼしゅっ / 頭から湯気出し )それを思うと蛍丸は凄いな。あんな小さく華奢な身体の何処に大太刀を扱える力があるのやら。…ふ、成程な。命の重さは等しく同じだ。あんたも、俺達も。激戦の地を夢中で駆けていると、それが偶に分からなくなって、死に急いでしまう時もあるが――…善処しよう。( 心地良さげに目を瞑り / 見えない尻尾ぶんぶん )
何度言われようが同じだ。綺麗とか言うな。( ぶっきら棒に告げるとそのまま唇を寄せ触れるだけの口付けを )
――主、ある…っ、( はぐれた相手を探す道中直ぐにそれらしき人物を見付けると同時、主の危険を察知すれば男の肩を乱暴に掴み背後から声を掛け )おい、汚い手でその女に触るな。
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