く に ひ ろ 。 2018-02-23 00:00:43 |
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あんたの名を…?…俺達は主従関係だ。物が主の名を呼び捨てにするなど…。いや、しかし、他ならぬあんたの頼みを蔑ろにも出来ないか。――…し、…紫乃。他の刀剣には内緒だからな。二人きりの時にだけ、特別だ。( 人差し指口元に添え )ふん、冗談だ。びくつくくらいなら端から挑発などしなければ良い。やはりまだまだ小娘の域を出ないな。( 鼻で笑い / Σ )…ッは…!?あ、あんた、何を言っているんだ…?好き?嬉しい?お、俺が、写しだからと、揶揄っているのか…?( ぎょっ / 顔を真っ赤にさせ数メートル後退り )おい、何をそんなに恥ずかしがっているんだ。俺達が刀だった頃の時代は、齢十五ほどの女が嫁入りすることも珍しくは無かったぞ。( 易々と相手の手首を捕まえて )俺で良いのか?もっと他に、自信作の手料理を食べて欲しい相手が居るんじゃないのか。( じい )――いや、と言ってもまだ試作段階だ。まずは燭台切に認めて貰ってから主に提供しよう。不器用な男だと、思われたくはないからな。( ぼそ / 周知の事実 )
少しお人好しが過ぎるから、皆も心配しているけどな。( くす )…そうか。なるほど。主も書物を読むのか。どんな書が好きなんだ?( 首傾げ )…俺は何処にも行かない。此処が主の…紫乃の居場所だ。( 受け止め、優しく撫であやし )
む、写しの顔なんか見たくもないと?あんたが見て欲しいと言ったんだろう。( 親指で赤い頬撫で )…すまない、実は今までに溜めた小遣いにも限りがあってな。そう言って貰えると助かる。( 照れた様にぎこちなく笑み )かんざし屋か。そうだな、あんたに似合いの物を見付けに行こうか。
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