く に ひ ろ 。 2018-02-23 00:00:43 |
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――!!な、なんッ……!?( 満面を真っ赤にし思わずはくはくと声を詰まらせ ) ぐっ…このくらい平気だ、俺を誰だと思っている。これしきの事でひよるほど刀は柔ではないぞ。( 相手の手を払い、刀を軸にしてよろよろと立ち上がり )写しの俺は見目からして頼りがないと?そうか、どうせ俺なんか。( 被害妄想 )いや、体調を崩していた訳じゃない。そうではない、が…今日の食事当番の編成は失敗だった。とても食い物とは思えん代物が出たんだ。現代語では、“だあくまたあ”とでも言うのか?兎も角、そういう奴だ。( うぐ )…何を言うんだ。これはあんたが楽しみにしていた甘味だろう。俺の事は良い、放っておけ。( 片手で皿を突き返し )
あんたにもあるだろう、想いの強さが。個性派揃いの刀をこうも取り纏めるのは生半可な心の持ち主では務まらん。あんたは、尊敬できる主だ。( 俯きぽつり )いや、だから、その…あんたの最期は見たくない、と…。( 自らの拳を硬く握り )
――…あ…。( 淡い空色の和服に濃紺の羽織を纏った出で立ちで玄関の隅の方に控え、相手の姿を認めると暫し見惚れて声を失い )…主。こっちだ。( やがて極控えめに手招き )
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