く に ひ ろ 。 2018-02-23 00:00:43 |
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……紫乃、( うず、相手の両手首を掴み力に物を言わせて顔から引き剥がし )――ふふ、まるで茹蛸だな。美味しそうだ。( ← )
…駄目だ。あんたは審神者として慕われるべき存在だ。故に一振りの刀を贔屓にすれば部隊の士気も下がる恐れがある。( 相手の肩を掴みそっと引き離し )
ああ、望む所だ。( 言うや否や駆け出し、刃を交え。太刀の手合いに比べれば互いに機動力は高く、スピード感に溢れる闘いを魅せながらも打撃力は此方が優位。脇差を圧しているかに見えたが、身軽な彼に不意を突かれ脇腹を足蹴にされ、見物者を巻き込みそうな程に相手の目前まで吹っ飛ばされてしまい )――ぐ……!
…小夜は、自らの復讐心と向き合う力を手に入れたようだったな。昔は俺が剣術を指南していたが、いつの間にか越されてしまった。俺も写しであることを克服出来たら…。――はは、では俺が帰還した時にもあんたは泣いてくれるのか。( 目細め )
えっ…そ、それは本当か?まだ、大丈夫だろうかっ…?人の身とは本当に不可解だ…ッ。( 飛び起き、自らの両手まじまじと見詰め )
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