ななちゃん 2018-01-14 16:10:24 |
|
通報 |
最近ノスタルジックな気分が波のように押し寄せるので此処で吐き出させて頂きます。
お相手様との出会いは今から五年以上前に出会い三年程続いた此処では無い場所。
二度も失踪した愚かな私を悔やむのと同時に長い付き合いで貴方も私もマンネリ化してしまった事はとても心苦しかった。当初は長い文章でのやり取りで展開も豊富にあり構造図まで貴方は懸命に書いてくれたのは今でも良く覚えています。私もそれに答えようと日常生活の中で何度も貴方とのやり取りを考え提案して、最早生活の一部となっていました。
しかし最後は文章は短く展開も無く只管淡々としたやり取りが続き、私自身も忙しくなり手紙も遅く貴方からも来ない日が何日も続きました。けれど私からの手紙が遅れる度に良く確認の手紙をくれていましたね、それが嬉しく疎ましくもありました。
貴方を捨てた私が言うのも可笑しな話ですがこう思うのです。物語には必ず終わりが訪れ、私達は既に終わりまで辿り着いたにも関わらず延々とその場に留まり続けていたのだと。
此処は空想の世界、発想も展開も全てやり尽くしてしまった私達は例えるならば仲睦まじい老夫婦。全盛期は過ぎて後は終わるだけ。
貴方の事を愛していたのは本当です。心の底からこんなにも楽しいやり取りを出来たのは今までもこれからもきっと無いでしょう。唯一無二の存在とは正にこの事でしょうね、貴方と紡いだ日々を私は恐らく生涯貴方の事を忘れる事は出来ない。
探そうとは思いません。貴方も私を探す事はもう無いでしょう。ええ、きっと素敵なお相手様と巡り合い、また新たな物語を紡いでいるに違いない。そうであって欲しい。
私はぼちぼちです。時折貴方らしき人に惹かれる事もありますが貴方以上はいません。
…そろそろ私は行きます。また会いたいと思う前に。さよなら愛おしの金髪さん。
暗殺者より
| トピック検索 |