▶◀ 2017-11-18 19:31:09 |
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>47 柊修吾様
下一桁→4( 自動幸運判定→偶数の為成功 )
貴方が振り返った瞬間聞こえていた悲鳴はピタリと止み、室内にはスライドさせたホワイトボードがその勢いを殺しきれずに動く音だけが響いていた。先程まで確かに何らかの気配を感じていたにも関わらず、そこには何も、誰もいない。そう思ったその時、何もないはずの空間から今度は女性の笑い声が聞こえてくる。頭の中に直接響いてくるその声は、次第に複数の女性の甲高い笑い声が重なり合うように声量を増していた。貴方が何か行動を起こす暇もなく冷え切った風が貴方の身体に纏わりつき、これまでにない悪寒と不快感を感じさせる。( 精神力−2 )全身が冷たい空気に包まれぐらりと視界が揺らいだその瞬間、コートのポケットから温かい風が溢れ出し、同時に恐ろしいほどに冷えていた空気は貴方の身体から離れていく。成す術もなく立ち尽くしていた貴方がその時見たのは、青白い顔に真っ赤な唇を歪ませた髪の長い女性。一瞬その姿を間近で確認したと感じた時には既に女性は消えており、遠のいていく笑い声から察する限りどうやら一時的に脅威を退けたのだと推測できる。その場に残ったのは散乱した机や椅子と、どっと押し寄せる疲労感のみであった。( 体力−1 )
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