紅夜叉 2017-09-27 17:52:47 |
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そうだ、きっと僕なんていらなかったんだ。友達なんて所詮他人同士の脆い繋がりだというのなら、関係ない人が無理やり割り込んだら簡単にちぎれてしまうというのなら、僕が君たちにとっての関係ない人だったんだ。絶望、かなぁ。また、望みを持ってしまったの。
あぁ、気づかなくてごめんなさい。僕はもう行かないから。もう邪魔なんてしないから。大丈夫、大丈夫。君たちが笑っていられるように。
痛い、痛いよ。心が痛い。ずきずきする。この治し方を、僕は知らない。誰も教えてくれない。僕はわからないよ。どうして僕はいつもこうなの?勝手に信じて、勝手に裏切られて、勝手に幕を閉じる。僕が出来損ないだから?僕がすぐ諦めてしまうから?なんかもう、泣けもしないよ。何でだろう。
今回はちゃんと演じられていたつもりなんだけど。やっぱり駄目だったかなぁ。袖に下がった演者はアンコールでしか舞台に上がれないよ。出来損ないの舞台にそんなもの、ないんだろうけど。期待なんて、するな。僕。
さあ、これで終演、閉幕だ。『演目 土方和泉』をご観覧いただき、ありがとうございました。
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