紅夜叉 2017-09-27 17:52:47 |
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もう辛い。疲れた。止まってしまいたい。誰かに縋ってしまいたい。弱い自分に負けてしまいたい。泣きたい。頑張りたくない。もう嫌だ。何もかも捨てて、楽になりたい。でも、弱音を吐いていいんだよ、って言葉が一番心に突き刺さる。それができないから、やりたくないから辛いんだよ!!!って叫びたい。叫ぶ場所もないけれど。
心の中は分厚い雲に覆われて、真っ暗な曇天。今にも泣きそうだ。走り続けてきたけれど、いい加減疲れて立ち止まってしまった。もし雨が降ってきても雨宿りする場所がない。あの雲の色じゃ、一度降り始めたらしばらく止まないなぁ。でも、雨がやむのを待つには、私の持っている傘は小さくて穴だらけ。
それでも上を見上げれば大きな空が広がってるから、理由は分からないけど頑張らなきゃなって思って、上がった息とすり減った靴、今にも力が抜けてしまいそうな血まみれの足と心に鞭打って、また笑いながら走り出すんだ。ゴールも休憩所も見当たらないけれど。
多分私は、誰かに無理をしないで、って言ってほしいだけなんだ。止まる言い訳が欲しいんだ。
言ってくれる人なんていないケド。それでも笑って笑って笑って、強く強く強くいようって思って、ある時ふと泣きたくなって。そんなことを何度も何度も繰り返してきた。もうボロボロなんだ。
何も見たくないよ、聞きたくないよ。
そういって、泣けなくて。それでも笑うことができなくて。引きつる顔が叫ぼうとする。冗談で歌う歌も上手く歌えない。全部溶けて何もなくなりそうで。何も愛せなくて、誰にも愛されなくて。
それでも、死にたくないんだ。こんな人生を、私はまだ生きたいんだよ。
なら、足掻け。足掻け。尽きない涙も、悩みも。生きる者の証と思え。恐れるよりも、何もしないままに奪われる未来を、運命を、止めろ。
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