紅夜叉 2017-09-27 17:52:47 |
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『人に助けを求められる人は強い』っていう言葉が最近増えてる。今日見たアニメでも言っていた。
励ましの言葉かもしれないし、『誰でもいいから相談してご覧』っていう手を差し伸べる言葉かもしれない。
でも、人には言いたくないことで、言えないことで苦しんでる人もいるんだ。相談した時に、真面目に聞いて、正しい理屈で返してくれる人がいるのか?相談できるほど人を信用するにはどうすればいいんだ。弱くてもいいから相談は出来ない、って割り切れる人ならいいだろう。でも、人に相談ができない弱い人は、手を差し伸べられても【助けて】って言えないから苦しんでるんだ。なんでもっと苦しめようとするの?そんな言葉一つで、人間は変われないんだ。言葉で救われる人より、言葉で傷つけられる方が多いから。人に相談できなくても、しないようにして強くいようと思ってるのに、なんで?
諦めない生き方を、他人に縋らない生き方を、選んだことが、自分らしく強く、強く生きようとするのが、こんなに辛いものだとは思わなかったけれど。なけなしのプライドと、生まれながらの頑固さと真面目さがそれを曲げることを許さない。
でもその二つに反して曲げれば、私は自分が許せなくなる。嫌いにならざるを得なくなる。好きになれなくなる。一生自分を責めて生きてしまう。
せめてこの真っ直ぐな魂だけは護ろうと、穢すまいと、必死に生きてきたけれど。真っ直ぐ突き刺さった凶器となって心をボロボロにしたそれすらも、もう削れて無くなっちゃいそうなんだ。
こんなくだらないものでも、今の私にとっては全てなんだ。
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