独り言

「変人だな。」
って言われて、「でしょ？」って言うの何か変かな。「気づいてんなら直せよ。」って言われるけど、別に直さなくても良いだろ。私には、自分が変人だっていう自覚がある。もう手遅れな程二次元にトんだ思考回路だし、其れを隠す気もない。
　三次元何て糞喰らえだ！って大声で叫べるこんな人間に、偶に引きながら其れでも尚付き合ってくれる変人も居る。一方で、真面な人間になれ、確りしろ、って言う人間も居る。
私は、どっちも間違ってないと思う。其々に、『真面』な人間像は違うからだ。勿論、私は今まで会って来た誰の『真面』にも当て嵌まってないんだろうけど、其れは其れだ。何時でも『真面な人』が評価される訳じゃあない。
　私のことは何と言ってもらっていい。自覚はあるし、其れを変える気もないんだからその程度の悪口はそよ風程度にしか感じない。勿論傷つく事はあるけれど、お前の価値観なんて私の人生には関係ないって割り切れる。
　でも、私を貶すってことは、少なくとも私の隣に居てくれる変人も貶してるってことだ。そんな私に付き合ってくれる心優しき変人を貶す奴は許さない。正しい理屈なんて言えねぇ。でも、彼奴等はお前が貶して良い奴らじゃない。手前の価値観他人に押し付けんな。
　君が完璧に見える人と、俺が完璧に見える人は違うんだ。どの角度から誰が見ても完璧な人間なんてこの世にいない。いたら、僕はとっくに自殺でもしてる。
　つまり何が言いたいかって言うと、手前の未だ十数年しか生きてねぇようなちっぽけな人生経験と下らねぇ考えごときで他人を評価すんなってことだよ糞野郎ども。俺の事を変人扱いするのは百歩譲って許してやろう。何時か俺の、お前等が言う『変わった』知識と技術で、手前の顔面ぶん殴ってやらァ。だが、其れを広ーい心で生温かく見守ってくれる彼奴等のことまで貶すんじゃねぇ。彼奴らは、手前ごときが貶していいような奴らじゃねぇ。だから俺はキレたんだよ。謝んのは俺にじゃねぇ、其奴らにだ。ヘラヘラ笑ってねぇで、とっとと地面に頭擦り付けて謝りに行きやがれ。