遠野 千尋 2017-09-16 18:35:11 |
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>132 遠野
そう、なんだ。…なんかさ、ガキの俺が言っても生意気にしか聞こえないだろうけど…すげー頑張ったんだろうなって思った。俺は今母さんいるから良いけど、あんたは一人だったんだろ?俺の年なんて親うぜーつって甘えてる奴ばっかだし……。やっぱ俺あんたの力になりたい。って…今は生活も安定してるだろうけど…兎に角もしこれから先遠野が困ってたら助けたい。
(心地よい手に撫で受けながら相手の話を聞いて何だか自分が恥ずかしくなる。バイトはしていて全部生活費に回しているが学費を払って貰っておいて授業はサボって成績も悪い。相手が何故学生時代から一人なのかは分からないが“苦労”なんて一言では表わせないくらい我慢して堪えて生活してきたのは窺えて。それも一人で。その寂しさを考えたらゾッとして胸が引き締められるように痛くて、その時頼れなかった、甘えられなかったぶん自分が相手に何かしたいと思って。でもその気持ちを言葉にできる語彙力がなく不器用ながらに直球で助けたいと言うともう切り傷なんて残っていないが相手の手を取ると指先を撫でてからキュッと握って)
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