>アリスさん えっ…ぼ、僕にお礼なんて、僕こそアリスさんに…! ( 起きないかなと諦め気味に近くで腰を下ろそうとしたところ再び寝言を聞き、咄嗟の事に動転しつつも嬉しそうに顔を赤らめて相手の方を振り向いた時、夢から覚めて体を起こした相手の姿が目に移り。さっきの言葉は単なる寝言だと理解すると同時に恥ずかしさが込み上げ「あ……え、と…ごめんなさい!」と、さらにパニックになりながら勢い良く頭を下げて。)