悲しき鬼 2017-09-03 18:02:37 |
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あのね、どうしても悲しみが欲しくなったら、それが要らないくらいに幸せな気持ちで心を埋めちゃえば良いのよ!
(にっこりとまるで満開に咲く向日葵のような笑顔を咲かせればその少女らしい細腕にたくさん咲いた花々をそのまま空に向かってぱっ、と放り投げて。投げられた花々は優しく降り注ぐしとやかな雨のように鈴と彼の頭上から降り注いで。月明かりに照らされながら花弁を散らしつつ花々が落ちてくる風景は実に幻想的な光景で「ね?貴方の赤の瞳だってとっても綺麗だもの、きっとこんなに素敵な後継見たら悲しみなんて要らなくなっちゃう!」とその中で楽しげに笑う少女や月明かりに照らされた美しい鬼も含め、まるでおとぎ話のような空間で。)
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