悲しき鬼 2017-09-03 18:02:37 |
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!……そうよ、とっても大切な存在。
(彼から告げられた言葉に一瞬きょとんと目を大きく開いたものの、すぐにふにゃりと笑えば彼の言葉を否定するはずもなくそのまま肯定して。じわりと赤みを帯びた頬は少女らしい薄紅色で、少し恥ずかしくも彼が自分の気持ちをちゃんとわかってくれていることに嬉しそうに笑う姿は何処と無くいじらしく。「分かってもらえてよかった」と告げつつも先程まで雨に濡らしていた手を引っ込めては楽しげにひらひらと水気を払い。)
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