碧。素敵な名前ね! (相手の名前を聞いてはぱっ、と表情を輝かせては相手の手を優しく握って楽しそうに笑い。相手の深い海のような、晴れ渡った青空のような、見る角度によって深さの変わる青をじっと見つめれば「この綺麗な瞳にぴったりな名前!」と何故か彼を褒めている彼女が嬉しそうな表情を浮かべて。と、ふと彼の過去形で告げられた言葉に少し引っかかり、鈴は「呼ばれていた、?」と不思議そうに首をかしげて。)