壊したくない…っ (小さく漏らした声は心からの思い、自分が相手の心を喰らって相手が壊れてしまうことが恐ろしい。此れまで悲しみが足りずどうしても苦しくなった時は村の方へと降り、村全体から悲しみを得ていた。今回はそれもままならない程に具合が悪くなってしまっているがきっとそれも一時的なもの、少しすれば楽になるはずだと言い聞かせては相手に抱きしめられたままその肩に顔を埋めて。)