悲しき鬼 2017-09-03 18:02:37 |
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……あお──、
(彼のいる部屋の襖をそっと開けてはひょっこりと襖の隙間から顔を出して寝てる相手にこそこそと声をかけようとしたが、寝ているのならそのまま寝かせてあげようと。寝ている彼の傍らにそっと正座をしてはサラサラとした髪をそっと撫でてはふと彼の足首に鎖が付いていることに気がつけば目を丸くした後に「ありがとう、」と小さくつぶやき。恐らく自分を襲わないためにこうしたのであろうと考えれば彼の優しさに思わず笑が零れて。)
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