悲しき鬼 2017-09-03 18:02:37 |
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──…ッ、
(束の間の微睡み、またいつものように鋭い痛みに目を覚ますと浅く息を吐いて。何度繰り返しても慣れない、自分の中に嫌なものが無理矢理流れ込もうとするような感覚。彼女に幸せになって欲しい、苦しめたくない、その思いばかりが先行しているが自分はどうだろうか。彼女が側に居てくれればそれだけで今の自分は幸せだと、その言葉はあまりに無責任で外に出してはいけない感情な気がしてしまい。夜が更けるに連れて痛みは酷くなるばかりでその白い肌を冷や汗が滑り落ちて)
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