…鈴、やっぱり君は全て忘れた方が良い。 君は不幸なんかじゃない、その爛漫さがあればどんな人に愛されることだって出来る。君みたいな子が、敢えて鬼の側にいる必要なんてないんだ。 破滅への道より、幸せになる道を選ぶんだ。 (庭に居る相手を見つけると花を見上げる相手の背後から手を伸ばしそっとその目を覆うとそのまま自分の胸元に抱き寄せて。相手の後頭部を抑え視界を遮断してしまうと言い聞かせるように言葉を紡いで)