…っ、その名前を、呼ぶな…! (紅い瞳が相手を鋭く睨み付けるも意識が揺らいでいるようで瞳の色が移り変わり、痛みに表情歪めつつ。相手の胸元に灯した光が強さを増しては弱まり、不安定に相手の心を掻き乱して。やがてその白い手がこめかみを抑えるようにして顔を覆うと小さく息を吐いて光と共に悲しみが掻き消え)